先日、届いてすぐに紹介だけしました、7'11" ZEPHYROS。
今朝はさっそくおろしてみましたからね、報告です。
先日の紹介はこちらのページ、
http://ms-surf.com/topics/2018/11/mandala-711-zephyros.html
今朝の地元スエヒロの波は(入ったのは10時頃で、引き始めくらいの潮でした)膝・腰、なぜか3本くらいだけ胸くらいのセット。
基本、とろいフェイスのスローな波。
この7'11"は長さもボリュームも余裕!、とはいえテイクオフは相当いいです。波のキャッチは楽です。
これはどんな長さでもマンダラ・フィンレットに共通するメリット。なにしろフィン(すんごく小さいのが付いてるけど、無いのと一緒)のドラッグが無いわけですから、そこからして違います。
そして何だか分からないが、板の挙動や操作感が軽い。板そのものが軽いと思わせるような軽さ。持ってるぶんには普通の重さなんですけどね。
とにかくこの波ですら、波なりに速い。つまり凄くトロくても無抵抗に滑っちゃうわけですから、それだけでも速いと言えます。
しかも波がわずかなサイズでもつながっていけば、そのまま岸まで滑りがつながっちゃいます。
3本だけ少しアウト寄りで割れる胸くらいのセットをキャッチしましたが、まあまあな最初のセクションである程度レールとテールを使えるターンをばっちりホールドします!
これ、なかなかビックリでして、ダーククリスタルだと普通のターンができて不思議でも何でも無いんですが、ZEPは普通のターンが出来ると同時に感触がもっとフィンレス寄り。
文字で説明が難しいのですが、そういう違いがあるんです。ヘタするとダーククリスタルがセミフィンレスである事を忘れちゃうくらいなのが、ZEPはフィンレス・モードのまま普通のターンが通用する、って感じ。
で、ここがまた面白いんですが、少しでも波にサイズがあってシェイプがあるほど、ホールドが良くなります。
まあ、当たり前なんですけど、その時の感触がフィンレスの無抵抗感が強いままレールとテールを使ったターンになる、とでも言いましょう。
この点は従来から選べるミニキールよりも、ベースが長くてリリースポイントの違うこのシールド・ミニキールの性格もあるのかもしれません。
スピン下手なので、今度はリバースもどきくらいはトライしてみましょう。
ゼフィロス、いいですよ!、とても。
よ〜くデザインされて造られたものが、この絶妙なバランスを機能させてる、いいモノを感じます。それが清々しい。