PAVEL GP Maxi Twinzer
2018.10.02

いよいよデビューです、パベル・GPマキシ・ツインザー。

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GPを名乗るように、プラットフォームのベースは、GP FISH/ラリー・ゲファート・モデルです。

専用デザインのGPマキシには、さらにPAVELの協力なボンザーボトム+ツインザー・フィンセットアップとのコンビネーション。
マイク・イートンさんが開発した、"ジンガー"の領域をもカバーする、PAVELツインザーの中でも変化球的モデルです。
ジンガー・ファンも泣いて喜ぶ一丁。

オリジナルのGP FISHはデュアルフィンあるいはクアッドフィンの、"フィッシュ"です。
メインになるサイズレンジは、6台後半から7代後半のミッドレングス・フィッシュで、こちらのGPマキシも同じサイズレンジになります。

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ただしアウトラインとロッカーは専用デザインで、ノーズエリアはやや広めにカーブは多くされて、ノーズからエントリーのロッカーもアウトラインと協調して少しリラックスした、やや抑えめにされています。
それによって、サイズ以上のパドル性能とテイクオフ性能を得ています。このポイントは日常的なコンディションの波で特に有利に働きます。

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フィッシュテールの両エンドには、リッチの他のフィッシュと比べても少し珍しいキックが与えられています。
ツインザーは"ツイン"(フィッシュ、ではなく、ね)に時々見られるウィークポイントを消して、さらに長所をきわ立たせるデザインです。
GPマキシのこのテールエンドのキックは、"ツイン"では動き過ぎてしまうことになりがちなデザインですが、パベル・ツインザーではそのネガを完全に打ち消して、ツインの素早い自由な動きをキープしつつシュアなものにします。

すでにパベル・ツインザーを楽しんでいるサーファーからは、かなり大きくてヘビーな波でもハイラインを楽に確実にホールドして素晴らしいスピードで抜けられます!、というリポートもあります。

GPマキシ、日常的なコンディションの波からクオリティ・ウェーブまで、フィッシュのスピーディーでカービーなキャラクターと、ツインフィンの自由な動きをシュアに、それらを両立しました。

このアウトラインをじ〜っと見ていると、ミッドレングスの美味しいカタチがのひとつが見えてきます。

ちなみにこの1本、7'8" x 22 1/2" x 3"、マキシの中のマキシな1本です。

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