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"Kenji" こと、高橋健次デザイン&シェイプの、OZ・CCモデルです。
この1本は私のリクエストで製作中です。
ホットコートが済んだデッキ、ホットコート待ちのボトム、っていうところ。
デッキはソリッドでちょいとヒネった混ぜ色入りのベイビーブルーにしておいて、リバースでインレイしたボトムはさらにフリーラップでカバーだ。
両面のホットコートが済んだら、カットラインにアフターサンドのピンを入れる、と。
フィニッシュと色は考え中、ね。
フィンはもちろんKenjiオリジナル・テンプレートのスペシャルで、パベル伝来の秘伝のグラスフィン。
お色はボトムとお揃い。
健ちゃんはとてもいい動きをするシングルフィンをデザイン・シェイプするんですが、私が以前から乗っているお気に入りのシングルフィンをベースに、さらにドライブを強調したレイアウトに発展させようってのがコレ。
ドライブとカーブをうんと強調して、シングルフィンらしさをちゃんと残しつつトップの動きも楽しいっていうイメージです。
しかも健ちゃんのアイデアは、わざとやや軽い仕立て。
小さめから中くらいの波で、波のキャッチをすごく良くして笑っちゃうくらい楽しい動きする板にしちゃおうっていう、見た目とはちょいと違うキャラも狙ってます。
もちろんエムズは、KenjiシェイプのOZサーフボードのカスタムオーダーも扱っています。
いつでもご相談くださいね。
リッチのまく種はいつも大変な展開と影響をあちこちにもたらしますが、去年から世界中の高感度なサーファーの注目を集めているレーストラッカーは、私の近所でも芽を出し始めています。
私の地元でもピカイチのスタイルが光る太田君、彼はしばらく前にOZの健ちゃんのもとでシェイプのキャリアをスタートしましたが、彼も目を着けたのはレーストラッカー。
プロのキャリアを持つサーファーの中ではむしろ珍しいくらいに、あらゆるサーフデザインとの遭遇にオープンなマインドと探究心を持つ太田君。
彼もやはりシングルフィン系をチェックし始めていましたが、レーストラッカーが持っているまったく新しいデザイン性の中から彼なりに参考にできるパートを見つけたそうです。
太田君のチャレンジのひとつが、このシェイプ。
というワケで、まったく新しいシングルフィンのムーブメントが始まっています。
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