

ウッドフィンのコアの話です。
昨年製作したマリブチップでも、今年の来日製作でのマリブチップでも、グラスオンされるウッドフィンのコアはトリスタンが持ち込みます。
マテリアルはこの2つはマンゴーかしらね。ざっくりカットした状態で持ち込んで、ここからアウトラインを整えてさらにフォイルします。
どんなフィンでもそうですがこのフォイルがとっても肝心で、それが出来てグラスカバーしてやっとこフィンになりますが、このタイプのウッドフィンはカバーのグラスレイヤーの枚数が多いでの出来上がりの状態からの引き算作業になるわけです。
いつもお伝えするように、フィンフォイルはもうほとんどボードそのもののシェイプと同等のデザイン・クオリティが求められます。
フォイルが悪いとテンプレートなんてトンじゃいますからね。
そして最新本、これは以前にも何度かお伝えしたトリスタンが昨年1年通して取り組んだ新聞を1冊の本にまとめあげた本。
タイトルはそのまま、situationist surfing
この新聞は素晴らしいもので、1月に1イシューだからトリスタンはすごく頑張ったと思います。彼らしく一切手抜きの無い重厚な内容。
トリスタンがスマホを卒業してインスタやSNSと距離を置くことにしたってのは以前お伝えしたけど、PCで仕事上の最低限のことは自分でやる以外にはインスタなどは全て奥さんのマリーンが担当。
それは私には羨ましいくらいだけど、不便なのはつまり携帯すら持たないってことだから外での連絡がつかないとこ。実際には特に困ることもないけど。
生活は我が家だし、ファクトリーにいる時は健ちゃんの携帯を借りればいいんだけどね。
まあそんなわけで彼の発信そのものも一年はとにかく新聞を出そう、と。
新聞は同じ内容をフランス語と英語で掲載してあるので、エムズのお客さんの中にも取り寄せて読んでいたサーファーもいます。
彼は特にそれについてプロモーションもしないし、通販で買い求めることができるだけで最近取り組み始めた彫刻の取り組みなど、そういったやり方に彼のサーフボード作りそのものも数字を追ったものではないことと合わせて価値観が表現されています。
ですから彼の運営するアトランティック・グラッシングが、トップクオリティを求める地元のシェイパーたちからの仕事を受けるグラスファクトリーとしてのビジネス、それがサーフボード作りと作品作りを縛られないピュアな状態を保つためのサポート。
そういう人物のサーフボードがファンタスティック・アシッドです。
















