
嬉しいことに最近はグライダーに興味を持つサーファーも少し増えているみたい グライダーで一括りにするのは何かが足りない気がするけれど、ここはこのまま行きましょう。
ファンタスティック・アシッドのトリスタンはファミリー同道で、11月はアメリカでのシェイピング・トリップ。
しばらく前に地元ビアリッツに戻って、その様子やら今取り組んでいることそのコンセプトなんかもあれこれと伝えてくれています。
5日前のポストでも紹介したように、トリスタンはスマホを手放して普通の携帯に変えて、今までよりもさらにSNSに距離を置くという変化の話なんかもお伝えしましたがその辺りのこともすごく面白い。
ですから私もトリスタンの意を汲んで、やたらバラバラとアシッドについての情報を垂れ流しポストにならないようにしなければと思っています。
とはいえ日本のアシッドファンと彼の真のクリエイションに関心を持つみなさんのために、的を得た良い情報はきっちりお伝えしていきますのでどうぞお見逃しなく。
で、今日はグライダーの話でしたね。
ファンタスティック・アシッドのグライダーというと、パーレメンティア・ハル・グライダーをすでにここ日本でもカスタムオーダーいただいて何本かをお届けしています。
この板はつまりディスプレイスメント・ハルとグライダーの理想的合体のひとつ。
トリスタンの創造性が見事にサーフデザインとして形になったモデルです。デザイン。シェイプはある意味で威厳を感じさせるオーラを放ちますが、その実態はハルの圧倒的なダウンザライン・スピードとそのとろけるフィーリング、そしてしなやかで柔軟なターン性がそこに加わります。
そしてアシッドのまさにアシッドなデザイン・モデルであるV-BOTTOM、このモデルでもグライダークラスを少数ですがカスタムメイドしています。
これ、実は私自身も1本削ってもらっていてすでにしばらく以前に巻き上がっているんですが、なかなか取り出すタイミングが合わずに未だ待機中。
すごく楽しみにしているんですけれどね、まあここまで待ったんだからピン来たその日に下ろすことにしています。
また、VELZYをトリビュートしたマリブ・チップも、一言で素晴らしい板!
今日ご覧いただいている写真の、ジョー・クイッグのスタディ。
サーフボード研究者の先端をいくトリスタンらしい、サーフボード・デザイン史にある注目すべき、そして日の目を見るべきサーフデザインをリアルに追求する感性とデザイン力が表れた板です。
どうでしょう、何年かごとに置き換わり消えていくトレンドによって作られる板たちとは180度違う、本当にサーフィンとサーフボード造りが好きで自分を捧げる者が生み出す板。
グライダーは夢のある波乗り、トリスタンのグライダー、お勧めします。
先日もお伝えしたようにすでに来年2026年来日製作のカスタムオーダーを受付しています。
特に今回はさらに本数が限定です、ご相談お待ちしています!
















