Fantastic Acid, Rounded Hull Flextail
2024.07.15
昨日は3連休の真ん中で臨時休業させていただきました。エムズ、今日からはまた通常営業に戻ります。
よろしくお願いします。
山王ファクトリーもお休みをいただきましたが、今週からはまた忙しさが戻ってきます。
今日ご覧いただいている写真の板はこれからサンディングです。
デッキに見える段階的なグラスレイヤーは、もちろんですが装飾的なデッキパッチなどではなく、ボトムと併せてテールのフレックスパネルを生成しながら強度と調和させながらフレックスにバリアブルレートを与えるテックです。
トリスタンはずいぶん以前はデッキパッチを用いましたが、現在はその頃と比べるとSデッキフォイルがよりナチュラルなデザインに変化していてそれと併せてノーズエリアのウエイトレシオも見直されて、結果デッキパッチが不要になっています。
実はリッチ・パベルもそうなのですが、私たちと私たちが製作を共にするシェイパーたちも以前から装飾的なデッキパッチやフィンエリアパッチにはあまり賛成していません。
これ、たとえばカリフォルニアなどでも一部のメーカー・ビルダーの中にも日本のマーケットマターに引っ張られる形で、何か妙に標準化しているものが見られますが、つい少し前にリッチともその話題で彼は一言で切り捨てました。
そのあたりのことはいくつかのケースと要素がありますので、オーダーのご相談の時にでもお尋ねいただけるといいと思います。