ミッドレンジとしては一番長いサイズですね。　

こちらのカスタム、オーダー主の要望にピタリとアジャストした各サイズ要素はもちろん、ツインザー＆シングルというイレギュラーなフィンセットアップも特徴。
そしてボトムデザインのディテールも、このフィンセットアップに合わせたチューニングがされています。

その上でちょっといたずらなアイデアとして、シングルフィンで使用するときにツインザーのサブフィンをセットして２＋１もトライする価値がありますね。
さらに言えば、サブフィンをセットしないツインフィンも同様。その場合はフィンの選択肢は拡大しそうです。

ご覧のようにこの１本はボトムとデッキのインセットを色変えしたコンボカラーのグラスで、フィニッシュはウェットサンド・グロスですね。

で、お気づきのようにフィンエリアのパッチはしていませんし、同じくデッキのカットパッチも。
このようなグラスプラン、実はワケがありましてな、それはそのあたりをお任せいただいた場合には作り手（もちろん、シェイプするリッチにとっても）にとって常にベスト／ベターを追求する（ここ、やりやすいとかやりにくいとかじゃなくて、細かい要素でもデザイン・シェイプにとって、ね）事柄であると。

この辺の話は、また別のポストでちゃんと取り上げてお話しするつもり。