この板に勘づいてオーダーしてくれたサーファーのひとり、Tさん。
有りそうでちょっと意外な雰囲気のこの色は、わざと少し沈ませたニュアンスのベイビーブルーを、さらにちょいとミルキーなティントに。
で、山王ならではのそれぞれがワンオフ製作するフィンを共色だけどピグメントで、という地味に凝る手。

先日、やっと出来上がったカスタムボードをすぐにお引き取りいただいて、翌日には波乗り。
さらに速攻でクイックリポートをいただきました。

そのリポート、まずは、波は良くなかったけど板は最高でした！　もうちょい何か教えて欲しいなと思ったら、続けて言うには、テイクオフは早いし走りもすごく速い！
このフィンが２本だから少し重い感じを想像したんですが（ここはつまり、テールに重めの足ごたえがあるんじゃないかと想像したってことですね）、その逆でめちゃくちゃ軽いんですよ、動き、と。
で、ガンガン速くなって抜けていきます！
次、もっといい波でやって知らせます。


このリポートの中にこの板がたくさん持ってる特長のいくつかが表れていて、PAVELのデュアルの美点である２本のフィンが水を抱えすぎてテールが重くなったりしないところもね。
で、波の上下幅を広げてしまったような動き幅の大きさも、それはつまり波によっては板を前に前に出してやる動きに置き換えれば、素晴らしい突破力とスピードに。

このモデル、その上下の動きのデカさと速さは乗り手に違うアイデアやひらめきを伝えてきますよ。
キャッチ、ですね。