FANTASTIC ACID, Flex Spoon　こういう板ですからたくさんではないけれど、それでも数本のカスタムオーダーをいただいたニーボード・フレックス・スプーンの中から、本日は２本出来上がりました！

素晴らしい出来です！

この板、他の板と同様にブランクスのスペシャルオーダーから始まりますが、1本の板の製作工程ということで言えば小さい板ではあっても手間と材料のかかり方はハンパじゃありません。
ましてホットコートから先の工程を引き受ける山王グラッシングの健次は、クオリティ・チェックのステージがとても高いですから満足のいく出来までに費やす時間と手間はさらに多い。



シェイプしてラミネートするトリスタンにとっても仕事量はヘビーで、この板の制作の中で分かりやすくひとつ特徴を言えば、つまり1本の板に２度のシェイプが必要なんです。
実際、シェイプ・チャージも2本分。

私自身も今回はその制作プロセスの全ての流れを共有できたので、トリスタン自身の秘術も含めてこの板ならではのデザイン・メソッドからフォーミュラなど、たくさん理解することができました。

早くオーダー主の波乗りリポートを聞きたいです。