shaped by EISHIN SATO, ジョー・ボーゲスが起こした現代シモンズのデザインを忠実に引き継ぎ、ブラッシュアップを重ねて今と未来につなぐ佐藤英進シェイプのオラシム。

昨日はロングボードサイズ３本がシェイプ上がりショップに持ち込まれ、次は山王グラッシングに持ち込みます。
昨夜からの凶悪な南西風で湘南は風でクローズアウト、そんな時にはシェイプ上がりのフォームを車に積むのも移動するのも気を遣います。

クリエイティブなデザイン・シェイプと"走る板"が、彼の板を手にするサーファーたちを刺激してオーダー数を伸ばしている佐藤英進は波乗り不足に陥りつつも、それならばと温めていた（たぶん）アイデアを実行中で、その（彼の個人的な）プロジェクトは１２月２日のポストで紹介しました。

昨日はその6'11"の方を私に見せてくれるために、ホットコートの済んだそいつを持ってきてくれました。
２日のポストでも紹介したように、ハーブ・スクーラーのその板は言わばハービーさんの超個性的なサーフデザインの再解釈とでもいうデザイン・シェイプ。
こんなこと言っちゃなんだがたぶんこの板見たら、普通は"え、なにこれ！？"って感じの直後にスルーみたいな反応されちゃいそうだけど、それこそが落とし穴、というか目くらまし。
つまりちょっとしたアグリーものなんだけど、言葉の意味が裏返るのはよくある話。

こんなにあからさまに狙う波乗りがデザインされた板は、久しぶりに見たわい。
英進の波乗りリポートがホント楽しみです。
8'4"の方はそのうち私にも乗せてね。