フィッツロイ、３本まとめて上がってお届け準備です。

左から、7'5" / 7'10" / 7'0"

　左の２本は長さもボリュームもエクストラ。
レギュラーサイズは7'までくらいが目安のデザインですから、アウトライン・ロッカーともデザインを起こして、なおかつこの板のキャラクターをどんなバランスで盛り込むかというポイントと合わせて佐藤英進は熟考しました。
どんなリポートが聞けるか、とても楽しみです。



7'5"はセンターフィンもグラスオンのリクエストでしたが、ちょうど英進はフィッツロイ用のフィンデザインを起こしたところでしたので、ドンピシャで。



7'10"はボトムに70'sイメージ（おそらく）の２カラーのエアブラシがリクエスト。このモデルのオリジンであるドリフタの生み出されたのがまさに70's後半ですから、きっと雰囲気マッチが狙いだろうということで、英進はカラーのイメージをチェック。



7'0"はフィッツロイのマスターデザインのマックス界隈で、こりゃもうストレート。
オーダー主は長さもコンセプトもバラエティのあるクイーバー揃えのサーファーですが、長いお付き合いの中でもこういう個性の明確なマニューバー・コンセプトを持つ板は初めてかも。
こちらも波乗りリポートがとても楽しみ。

フィッツロイのオリジンであるドリフタ、はシングルフィン・ショートボード時代にパフォーマンスのレベルが拡大する流れの中で、当時の一般的なシングルフィンの限界を押し広げただけでなく、同時に見る目におやっと思わせるとてもポジティブな動きを持っています。

その特長を洗練し今の板に必須の機能性を満たしたデザイン・シェイプが、フィッツロイです。
シングルフィン由来の、"面白い動き"の板が１本欲しいなら、これお勧めです。