Ericson, 8'0" Edgeboard
2021.05.02

この板の長さ、8'0"はロッカー計測で言っています。デッキで、7'11"クォーターってとこです。
 ショートボード出身のシェイパーさんは、ロッカーメジャーする人が多いです。

これ、どっちがいい、の問題ではありません。習慣みたいなものですが、私たちは、例えばリッチと私はどちらも頭に入れながら話をします。ですから私も1本の板の長さについて自然と両方をチェックしています。

実は皆さんとのお話の中ではその区別まで踏み込んで説明することはあまりありませんが、サーフボードは立てて見ようと横にして見ようと、デッキならデッキを平面に見て長さの感覚を習慣にしているので、長さ比較をする時にその長さの中でロッカー量を感覚的に推し量りやすいんだと思います。
湾曲した、例えば板を横から見てロッカー長を見切るなんて、難しそうでしょ。
なんで、そんな面倒なことも見る習慣があるかと言うと、たぶんそんなわけです。

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さて、エリス・8エッジのリポートの続き。
ここのところの地元の地形の都合で、例によってサイスが出て沖が割れてもブレイクが長くは続かずダラっと厚くなってしまうという波。

たま〜に割れはじめがポコっといい感じの波もありつつ、たいていはテイクオフもトロめなので割れるべきところでサクッと漕いでペロッと乗るみたいなことになりますが、そういう波でもテイクオフがいいですねぇ!、よく出来たエッジは。
エッジのプレーンで、板が出るのが早いです。

実は少し前に、ちいちゃくてつまらない岸辺の速いだけの波でも試してみましたが、板の長さをいやがるそんな波でも長さが邪魔にならずに、それどころか波を真横に捕らえてダンパーすれすれの速いのを走り抜けます。
そういうところまで守備範囲が広いのは、逆いざというときのオマケ。

この8エッジ、エムズでは幅とボリュームをプラスしたバージョンをリクエストしましたが、もともとチャンキーではなくちょいとシュっとしたプラットフォームなところに、カーブとボリュームが欲しくてリクエストしました。
細からず、ブっとくもなく、無駄のない、だけど十分な余裕のあるバランスに出来上がりました。

元々のテンプレートがアウトラインの中に小さめなカーブの多くないものなので、この幅の追加によるカーブの追加は効果的でした。
ターン後半の弧はボトムのエッジに支配権が移るので、この板の作り上同時に得られるエッジエリアのカーブの追加は正解でした。
この板の長さとエリス・エッジのキャラクターと合わせて、そこそこのサイズの波まで、いやむしろお約束でしょう。

こうなるとショルダーの張ったいい速さの波が楽しみです。

現在、8エッジはストックがあと1本、お勧めです!

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エリス・エリクソン・エッジボードのカスタムオーダーもお待ちしています。


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