Ola Sim, NC5
2020.11.30

このモデル、カスタムオーダーが増えています。

201127_NC5.jpg
オラデオロを源流にするオラシム、その中心モデルであるシモンズ/ミニシモンズのバリエーションが豊富ですが、今は亡きジョー・ボーゲスにリクエストしてラインナップに組み入れられたジンガーとのコンボの成功から発展したのがNC5です。

そもそもジンガーはボンザーの育ての親とも言うべきマイク・イートンが独自に編み出した"ツインフィン・ボンザー"であり、地元であるカリフォルニア〜ハワイ〜カリフォルニアへと変遷したジョーがボード・ビルディングのゴールとしてマイク・イートンの元に合流したところからイートンからジョーへとEATONデザインの継承があったわけです。その後マイク・イートンさんはハワイ島へとリタイア後の住処を移しました。
そして現在、ジョーのシモンズデザインはエムズとシェイパー佐藤英進がチームでトリビュートと継承に励んでいます。

NC5はこのサイトの中で何度も登場して色々な角度から紹介していますから、ぜひ過去ポストをほじくっていただきたい。

今日、このNC5についてちょいと紹介したい話。
もともとかなり小さい(短い)サイズで発想されたこのモデルですが、ひょんなことからミッドレングスでのオーダーもいただいたりする中で当初よりも広いサイズレンジで"いい板"になっちゃうことが証明されました。

一方でオリジンの小さなサイズ、つまり5台でのバリエーションは長さやボリューム設定の少しの変更でいろいろな機能性の優先性とキャラの振りどころの選択ができることも分かりました。

ちなみに私の手元にあるオリジナルは5'5"。
しばらく前に仲間のオーダーで作った5'8"を預かる機会に2回ばかり波乗りすることができましたが、混んでいた1度目は波乗り依然として、その2度目の波乗りでは2本の違いを明確に知ることができました。

201114_58NC5_2.jpg
短いNC5の持つ飛び抜けたキャラクターは共通しつつ、この長さの違いは当たり前ですがピッチのレスポンスに現れます。
長さをかなり短くしても基礎機能の高さは失いませんから、小さな板を好みピッチに慣れているサーファーならかなり短く、逆にそもそもの基礎機能性の高さにプラス落ち着きやレスポンスの余裕を求めれば5台後半のサイズを選択するなどということになるでしょう。

オーダー、ご相談など、ぜひどうぞ!

201114_58NC5_1.jpg


M's SURF & SPORTS
営業時間のお知らせ

TEL045-851-5506

住所横浜市戸塚区東俣野町980-2

営業時間13:00〜18:00

定休日毎週水曜日・第2第4火曜日

駐車スペースのご案内