ビアリッツはフランスのサーフシーンでも、ログやオルタナティブなサーフデザインがとても盛り上がっているエリア。
フレンチバスクと呼ばれるエリアなのでスペイン北部バスクとは隣り合わせ。
波も豊富で小さめなファンサーフから、ワールドクラスのビッグウェイブまで。
トリスタンから聞く話だと夏場のバケーションシーズンは超クレイジーな観光地状態だけど、それ以外は綺麗で落ち着いたムードの処、と。
トリスタンから届く写真の中のサーファーの雰囲気は、雑誌から出てきたようなファッション頑張ってます感が無くてナチュラル(に見える)。
トリスタン自身もそうで、昨年もしばらくウチで暮らしてて分かったんだけど、身に着ける服はそもそも世間のファッションとはかけ離れたチョイスでいい雰囲気。
なんだね、フランスはファッションの国なんて言われてて、事実そういう面を強く持っているのだろうけれども、そもそも美学や美に感覚を向けているのが日常なんでしょうね。
そういう中からファッション表現を追い求める人や一面がフランスをそう見せているのかしら。
一方、トリスタンのようにファッションに夢中じゃないですよ志向なのに、やっぱり雰囲気あるじゃないの、みたいな人たちもゴロゴロしてるしね。
でも私は知ってますよ、エムズでアシッドを選ぶサーファーにはファッション・オリエントじゃなくて、だけど雰囲気のある人、けっこういますよ。
波乗りの楽しみ方もかっこいいサーファーたち。こっちもすごくいい感じです、日本。
機能性と高いレベルで充実したサーフデザインを持ちつつ、どこから見ても洒落た景色・顔つきの板たち。
ファンタスティック・アシッドの板から放たれるオーラに納得します。