
2018 PAVEL 山王 来日シェイプでも、カスタムオーダー人気のラスカル。

デザイン・コンセプトを簡単に言えば、例えばPAVELの鉄板モデルであるキールハーラーを縦・横・厚さの全方向、均等にスケールアップしたようなものでしょうか。
そしてターゲットのサイズレンジの中心は6'台の後半。
6'5"のラスカルと、5'10"のキールハーラーの2ショットは違いだけじゃなくて、なんだかラスカルのわくわく感が伝わりません?
この板のサーフィン的キャラクターを作る大事なポイントのひとつは幅の広さ。
23 1/2" 〜 24" という幅はこの長さの板にとてもカーブの多いアウトラインを与えます。
平面的なデザイン上ではこのようなバランスを描くことは簡単ですが、単にサーフボードとして削り上げただけでなくこのコンセプトだからこそのサーフィンを実現しちゃうところが、リッチ・パベル。
2年前にデビューしたこのモデルを紹介した頃に、このモデルのアイデアの元になったある板の話を書きました。
それはもう、12、3年くらい前。定例のカリフォルニアでの仕事のある日、サンディエゴのグラスショップ、ダイアモンドグラスでリッチと打ち合わせしていた時。
工場の中の仕上がりボードのラックで板をチェックしていると、リッチの師匠であるリズさんが友人に作ったフィッシュが目に留まりました。
それは長さが6台半ば、とても幅が広くてその分アウトライン全体にたくさんカーブのあるカタチ。
この時のリズの板は、リッチとチャンキーな板好きな私の間で何度か話題になったことがありましたが、あの板のインパクトが具体的な波乗りイメージとアイデアに仕上がったのがラスカルです。
パドルと波のキャッチはロングボード級、ターンの加速性とフィーリングは高純度フィッシュ、速くて操作することがこんなに楽しいフィッシュ。
チャンキーで楽しいヤンチャ、だからラスカルね。
















