カシアさんの、FURROW
2017.09.09

ファローのラビリンスは、コンセプトからして洒落たモデル。
メンズ・サーファーだけでなく、目の付けどころのいいレディース・サーファーにもお勧めです。

作者のクリスティーン・カロは、MANDALAを率いるパートナーのマニー・カロに負けず劣らずサーフボードの基本をリアルに学び続ける、ステージの高いシェイパー。


Labyrinth_Kassia.jpg
そんなクリスティーンなのでメンズ・サーファーのユーザーがとても多いんだけど、ご覧のようにカシアさんなんかもファンの一人。
遊びに来た時にトライしたラビリンスが気にいって自分の1本をオーダー。
でき上がったマイ・ラビリンスをピックアップしてご機嫌、と。

このモデル、何が洒落てるかって、60年代終わりのウェイン・リンチのサーフデザインにインスパイアされたコンセプト。
ちょっとピギーなアウトラインにフィットしたロッカーは、ファローのスタンダードなフォイルと組み合わされると速くなめらかで、そしてメローな乗り味で誰にでもフレンドリーな性格。

この板に乗ると、爆発力とドライブ指向のターンではなく、サラッと綺麗なターンからスピードを引き出そうとする気分でサーフィンさせられるから不思議。
ボトムの面構成もシンプルかつ機能的で、波のコンディションに左右されないタイプ。

十分なエリアのテールのボトムも張りのある面で、テイクオフの早さとスムースでイージーな感触。
とにかく全編スムースなサーフィンに導いてくれます。

あんまり意気込まないで、普通になめらか気分出して何気なくいい感じのサーフィン。
そんな板です。

サイズやカラー、カスタムオーダーのご相談はいつでもぜひどうぞ!