リペアーの、お話。
2014.12.02

入荷が相次ぐ最近のドタバタの最中ですが、今日はあまりサイトでご紹介していない話題をね。

サーフボード・リペアー。
私たちにとっては日常の仕事の中で、たくさんのお相手をさせていただく事の一つ。

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常日頃、お客さんたちに我々のリペアーは国内最高レベルです!、って言い切ってみなさんから板をお預けいただいてます。
板の色やサイズやデザイン、例えばそういう事柄は好みや体験によって選択肢があるでしょう。

でもね、リペアーは最善・最高レベルと、それがどういう仕事かっていうのは議論要りません。
もちろんそういう技術仕事であっても、サーフボード・リペアーはその板の出来の良さから始まって、素材やコンディションによって作業の内容と目指すべき仕上がりは変わってくるものです。

そういう事全部ひっくるめて、最善と最高レベルっていうことが説明できるわけです。

今日はとても遠くのお客さんが、私たちの職人の腕と評価を当てにしてくれてわざわざ送って以来してくれた板のケースを一つご紹介します。

実はエムズにはけっこうたくさんの方がそうやって遠方から、わざわざ板のリペアーを依頼してくれます。

こちらの板は、あのヨダレ物の1本、PAVEL Clinlker Channel。

持ち主のお馴染みさんは、とてもいいブレイクに何度か当たったものの岩にヒットさせてしまってなかなか悲しいキズを負わせてしまったそうです。

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左のレール、一番外のチャンネルが終わるところにかけて10cm近いグラスの割れが分かります。

もともとこのように完璧に巻く作業自体が簡単じゃないどころか、誰が出来る?、っていうレベルのこの仕事。
まさにその急所を見事に突いた、このケース。

これから我らが名人、健ちゃんと相談して作業に入ってもらいますが、まずは届いたままのこの状態をみなさんにお見せしておきます。

これがサーフィン屋だ、っていうところをお見せしましょう!
どんな風に仕上がるか、出来上がりの報告を楽しみにしていてくださいね。