実験室から、
2014.07.04

なんちゃって、ですが、実際ホントにいろんな板を試していますからショップ丸ごと実験室みたいなもんです。

ただ、試すだけならこれはつまらないのでやはり楽しませてもらえる板、って言う事になります。

今週は私のマンダラ・ダーククリスタル3号機が届きました。
マニーが去年の春先にリリースしてすぐにベースとなる3つのアイデアをオーダーしていますので、1年数ヶ月かかりましたが、マンダラのカスタムオーダーの現状ですからもちろん私もみなさんと一緒に待ちます。

DC62_68.jpg
今度の3号機はですね、ちょいと短めで太い。
6'2"で、幅は23"以上あります。実はマニーとこのアイデアを話し合ったときに、5'4"くらいのダブルレインボーのアウトラインをそのままスケールアップしてみようか、というのが始まり。

いつものことですが、そこから先は実際にシェイプするまでのタイムラグもあるので、デザイン&シェイプのタイミングでディテールは決めてね、と。

1号の6'8"と比べてみると、そのどえらい幅が分かりやすい。

その結果、ダブルレインボーのファクターも半分混ざった、この1本についてはセミフィンレスというだけでなくDRの持つ板が勝手にマニューバーを喜ぶとでもいうような性格を併せ持つものになっているはずです。

けっこうな暴れん坊の、楽しいヤツになってると思われます。

もちろん、ダーククリスタルが打ち立てちゃったすぐに楽しい高性能セミフィンレス・カテゴリーですから、基本はミニフィン2本がベースのフィンセットアップ。

で、DRも仕込まれていますからクアッドセットにも対応するように各部をアジャストとデザインして、トレールにミニキールをセットする4枚羽根も良し、と。

FINS_62.jpg
さらに、これはついでなんですが、そもそもダーククリスタルはディープスワローのテールがフィンとして機能することを発見してそれをまったくのセミフィンレスのすべてのパートを煮込んだもの。

今度は先祖帰りというか、こいつにも試してみようということで、ツインキール・カッタウェイフィンももう1セットご新調。
いちいちディープスワローからフィンを取り外すのは面倒なのと、何処かに持ち出したときのためにです。

本来のディープスワローとはボトムもフィンのセット位置も違うのですが、そこはお遊びのオプションなので固いこと言わない。
あの独特なハッピーなスナップが味わえれば可、でね。

3種3様のサイズと性格のダーククリスタルが揃ったので、周りのみなさんにも機会があるごとに楽しんでもらいつつ、さらにみなさんからのカスタムオーダーへのフィードバック情報がまた増えると思います。