ZERO Wetsuits の話
2026.01.15

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エムズが扱っているウェットスーツの中でじわっと渋い、ゼロ。

同じく長年扱っているアックス・クラシックと比べると渋い印象を与えますね。
ですからゼロのファンにとってはその渋さ、というか、変わらない雰囲気がいいんです。

実はエムズのお客さんたちの中で静かにだけれど、ゼロに惹かれたり関心を持つサーファーがちらほら。
それも一番ベーシックなスタイルのバックジップ・スーパースキン仕様。

ゼロ・スーパースキンスーツはとにかく柔らかい、そしてとても軽いフラットスキンで上半身にフラットスキン・下半身にジャージという組み合わせで、フルスーツからスプリングまでがラインナップします。
3mm / 2mm が用意されていてコンビネーションも可能です。

ご存知の方もいるかもしれませんが、ゼロは鎌倉発で最も古くからウェットスーツ作りを積み重ねているK氏が率いるメーカー。
ですからスーツにこだわるサーファーはもちろん古くから業界人にも定評として、着やすさ・動きやすさ、そして長持ちの3点が語り継がれています。

ゼロの着やすさ・動きやすさのポイントには、先日のポストでも紹介したアックス・クラシックが今シーズンからパターンに取り入れた、"パドル時に腕を最も伸ばした状態をゼロ地点とする"形状を独自開発して30年前から実践・採用していることがあります。

またフィッティングの傾向にも特長があります。
ウェットスーツは一般的に着用時には身体をある程度締めるパターンで出来ているものという認識があり、それは基本的にその通りではあるのですが、その身体へのフィット圧はメーカーによって実はとても様々なのです。

そのフィット圧とでも言う要素は、そもそもがそのメーカーのパターンの良し悪しが最もよく現れるところですが、パターンの素性が良い上でそのメーカーの指向としてスーツの着心地にあらわれます。
ですから単にきつ目あるいはゆる目のサイズ感ではなく、あくまで採寸されたサーファーの身体を立体的に覆うよく出来たパターン設計があった上で、あまり強く締め過ぎないフィット圧というのが私のゼロ感です。

特にその2点が私自身がゼロの好きなポイントで、しばらく前にベーシックなバックジップに再注目しました。
そうすると面白いもので、エムズに来てくれるサーファーたちの中でも同じように目をつける人たちが。

そういうサーファーにイメージを尋ねてみると、あまりファッション寄りな(すごく流行ってるとか、流行らせるイメージとかね)雰囲気がないところとか、強いハードコア感(ムキなイメージとか気難しい感じ、とかね)が無いところとかにも魅力を感じているらしいことが分かります。
アンダーステートメントで、静かな大人感、みたいなところが気に入られているんなんだなと感じましたが、実際私自身も同じようなイメージを持っていますから、お客さんたちともイメージを共有できているのは嬉しいところ。

しかもちょっとマイブームなところなんだけれど、業界最高のクオリティで、それなのにベーシックなバックジップ。
で、実はすごく着やすくて動きやすくて、軽い。
フラットスキンは水で濡れて独特なクラシックな雰囲気ってのも好きだし。

ちなみにエムズにいただくオーダーのほとんどは、マークは小さいのを一つだけというみなさんばかり。

ゼロのスーパースキン・シリーズは真冬のスーツ対応の生地以外、つまり真冬直前・直後対応のフルスーツから夏物各種がラインナップされるシリーズです。

ゼロ・ウェットスーツ、エムズではメーカー定価でフルオーダー料込み。
ベーシック好きの皆さん、ぜひご相談ください。