


パベル・ダブルラスカル、そもそもビッグボードクラス(決まりはないけれど、10フッター以上、11や12なんかね)のスーパーなハンドリング・フィッシュとして生まれたデザイン・シェイプ。
単なるドッカン・グライダーの枠に収まる板ではない。
上方のお馴染みのT殿様(は、冗談だけど)からの命でカスタムシェイプ。サイズをそもそもの想定よりもずっと短く、もちろん基本的なコンセプトとレイアウトはバラさずに各部は長年のPAVELカスタムで積み上げたTさんのためのカスタムデザイン。
今回はカラーも丸々お任せいただいたので前からやりたかった色々なアイデアの中から、特に微妙なニュアンスの組み合わせを実行。
ところが悔しいことに写真にはまるでその現物の色が見えてくれない。
焼け色のデッキと薄めのブルー系、みたいに見えてしまうのはなんとも悔しいじゃないの。
レジンピンとフィン色もぜんぜん良いんですよ。
現物はね、ぜんぜん雰囲気のある色なのに。でもいいか、Tさんが海の中で楽しめばね。
昨年暮れにデリバリーしたこの板は、ピッタリ今年の元旦に下ろすというおめでたいローンチ。
場所は日本海側の雪に覆われた景色の某ビーチ、常宿に陣取って4日間のお正月サーフィン。
そしてTさんから板のリポートは、ただのグライダーじゃないよ、すごい動き!、と。
PAVELの決まりで、全て速いは当たり前。
周りのサーファーの証言も、トップターンのスプレーの上がりも大きくて高い、と。
ダブルラスカルは、私たちがバックフットチャインと名付けたアンダーレールのデザインによって、大きくて長い板がいとも楽に軽くターンを起動してしかもとても深く回る。
そのスプレーの話は、バックフットチャインの仕業。
そりゃそうだ、ビッグボードの仕掛けを9界隈のサイズに移植したんですからね。
まずは全て良し!、で感謝。
ちなみにTさんと仲間達はエムズがMEKTOとして販売するドライスーツのヘビーユーザー達。
MEKTOドライスーツの前身時代からの使用歴は10年以上だから、このドライスーツの使い方をすごく心得ているので私もいろいろな場面でのノウハウを聞かせてもらっています。
彼らはオール3mmがチョイスで、もちろんそれでもスーパー軽量&柔らかい。
面白いのは今日紹介している冬の日本海で、インナーに着用するのはランナーがよく着る薄いストレッチの上下。
その組み合わせで十分快適、と。
で、ユニークなのはそれでもムキになって波にたくさん乗ると絶えずパドルすることになるので、1本乗ったらゆっくりゲッティングアウトして次の波のライディングの間隔もちょいと開ける。
つまり十分暖かいので、スーツの中であまり汗をかかないようにするんだそう。
私の波乗り環境だとMEKTOドライスーツ・オール2mmで十分なのですが、それでもチャリンコ漕いで浜に向かうのにも張り切っちゃうと汗かきますからね、のんびり行かないと。
というわけで、年が明けて本気の冬の寒さと水温、まだまだこれからドライスーツをオーダーしても快適サーフィンの時期は続きます。
ぜひご相談ください。
















