shaped by EISHIN SATO,　ジョー・ボーゲスさんのシモンズデザイン＆シェイプを引き継ぐ Ola de Oro SIM （私たちは、オラオロとか、オラシムなんて呼びます）はデザイン・シェイプに磨きをかけてアップデートを重ねています。

ここしばらくは基本形であるデュアルフィンと、逆にもっとも新しくファミリーに加わったジンガー、その２種のシモンズのオーダーが多い傾向があります。
いつもお話しするように私たちは、今まではコレ・今はコレ・これからはコレ、のような目先の流行りはありません。
ですから今日の話もここのところの、皆さんからいただくカスタムオーダーの傾向、と。
この傾向は、ミニ・ミッド・ロングなどのサイズを問わないのも特徴です。

デュアルフィン・シモンズはシモンズ・ファミリーの基本でありハブですから誰でもハマる。

一方ジンガーはジョー・ボーゲスさんが最終的に辿り着いた工房の主マイク・イートンさんのオリジナル・デザインで、ジョーさん自身が生み出したシモンズとの大胆なコンボで生まれた奇跡的なデザイン、シモンズ・ジンガー。
それだけに見た目のインパクトは同時に見ただけでは想像がつかないその景色で少し寄りつきにくい雰囲気を発していますが、それがここ１年ほどはオーダーが増えている。
ジンガーの威力と楽しさが伝わり始めたのですね。

ジョーさんのシモンズはなんといってもサーフボードデザインの中でも、その常識破りの高機能がサーフィンの全ての要素に反映したことが一つの革命。
でありながら、私たちが好む機能性だけでなく感触の豊かな波乗りについても満足させられます。

その高機能をベースに、さらにモダンサーフィンにおけるマニューバー性のバリエーション拡大で生み出されたのが、クアッド・シムスター・ムーンテールクアッドなどで、当然これらはより機能的な要素で乗り手を惹きつけます。

そしてシモンズジンガーは元々シモンズが持つ圧倒的な高機能にプラス、イートンさんが生み出したジンガーの"また別な"高機能がさらに合わさることによって私たちの大好物、とても豊かな感触もブーストしてしまったわけです。

ご覧の通り、このデザインはシェイパーの作業量とエクストラケアを要求するので、シェイピングチャージは少し割高です。
フィンもイートンさんの教えを再現したスペシャルを全くの別注で用意しています。

アンテナにピッと来たら絶対乗らなきゃ、な板です！
ご相談ください。