アシッドのプロト、もう１本。マイカルP。

アシッドの極楽ピュアハル系とはちょいと違って、MPのサーフィンとサーフデザインをディスプレイスメント・システムにコンボして組み込んだとも言えるデザイン・シェイプ。

以前から時々紹介しているオリジナルモデルは基本シングルフィンで、すでに完成したサーフデザインとしてトリスタン自身も波乗りを積み上げています。実はつい最近、折っちまいましたが。

そして今日紹介するプロとはご覧の通り、２＋１。
基本的なコンセプトを共有するロッカー（もちろんアウトラインや各デザイン要素によって変更されている部分を言えば、けっこう違うけど）、ノーズを細めに、テールは広く。

細くしたノーズに対してリフトを得るためにノーズのボトムにはスロット系のコンケーブを。
同時にそのコンケーブは水面の凸凹やチョップを整えて、ボトムのその後に続くベリーへと導く。

センターセクションを抜けた水はフィンエリアに向かって施されるスパイラルVEEによって、やや広められたテールの操作性とターンにポジティブな切れを与えます。

そしてファーストライドは、とてもいい感じ！、とトリスタン。
続くリポートはまた後日。