ローテーション
2022.06.13

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EISHIN, 9'4" MAKO HULL ここんとここいつの出番回りが早いです。

昨日の波がちょっとは残ればという淡い期待は、お約束のようにダウン。しかも友人からの知らせは、小さいのに立派なダンパーで、潮引こうものなら最悪と。
じゃあってんで、途中の同じく小さなブレイクでちょろっと浮かぶか、と。

そこの波はカタチは良いことも多いけれどホントに力のない波で、ややサイズのある時でも押しが無い。つまり、基本ロングボードがおすすめ。
今日のように小さい時は問答無用だから、私もさからわずにこのエイシン・マコハルで。

思ったとおり小さくて押さない波だけど、立って滑りゃあ気分がいいんだから波乗りは最高ね。
ここんとこ、小さいこの波でこの板で2、3回やって気がついたことがある。
私もエムズに来てくれるサーファーたちも色々なサイズの色々なサーフデザインの板を取っ替え引っ替えで波乗りするのが好きですが、それらはどれも皆それぞれの個性のあるキャラクターを楽しめるわけです。

このマコハルはロングボードサイズの濃いハルライドというところがフォーカスのデザイン・シェイプで、普通なら小さい波でも1本や2本またはセクションによってはその味を楽しめるもんです。
ところが今日のそこの波はそれを許してくれません。冗談抜きで立って滑った、ほんとにそれだけ。
もちろんそれだけだって海に入って波乗りすれば1日はハッピーです。

だけどそんな中のたった1本だけ、ほんのわずかなところだったけど、味わった。もうね、ビーチで落としたコインを見つけたような、どこにあるんじゃい!?、みたいなもんだ。
こんなことで板を説明しちゃ板に申し訳ないけど、これが無い板は逆にいい波でも無いからね。

これだからどんなに粗末な波でもスポンジボードでってわけにはいきません。
いい波でやりたいですね!