プロジェクト
2021.02.07
リッチ・パベルとデレク・ダーナーのハワイアン・プロジェクト、GUNを中心にしたハワイカインドのトラディション掘り起こし。
右はストレートで美しいGUN、9フッターあたりでしょう。
左は7アンダーくらいかしら。70'sと一言では片付けられないアップデートが隠されているに違いないです。
シェイプ上がりのフォームの写真からはちょいと見つけづらいんですけど、クラッシーなレールとデッキに隠されたPAVELのパフォーマンス・デバイスってことはよくあるリッチの技のひとつです。
ボードのパフォーマンスやキャラクターに影響するパートとしてアウトラインやボトムデザインは重要で注目されますが、デッキデザイン(クラウンね)からレールフォイルのコンボはそれらの重要なパートを働かせる操縦席みたいなもんですから、リッチはそこにもデザインをたくさん持っています。
いつもリッチのデザインとシェイプのたくさんのバラエティを目の当たりにしながら、そのデザイン性と波乗りの関係の説明を聞いているとサーファーと波乗りまでの隅から隅までがイメージっされていて驚きます。
PAVELボードは、およそ一人のシェイパーが作り出したものたちとは思えないほど違う顔を持った板が並びます。
それは表面的なデザイン・バラエティではなくて、実は機能性やボード自体が持つ感触をデザイン・シェイプした結果なんです。
みなさんのPAVELはどれもそのひとつ。