PAVEL, Klinker
2020.04.06

パベル・クリンカーは普通のチャンネル・ボトムとは違うんです。

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  写真をご覧いただくだけでは、確かにストレート・グループの6チャンネルというパッと見。
ところがストリンガーをはさんで6本のチャンネル、片側3本のそれぞれがどれも違うフェイズを与えられています。

つまり普通のチャンネル・ボトムは、例えばVEEパネルやコンケーブなど、基本的なボトムコンツアーが削られてその面形状の中にチャンネルが掘られます。

ところがクリンカーはそれぞれ3本づつのチャンネルが配置されるパネル自体が、別々に開いた面のフェイズを持って掘られるのです。
ですからクリンカーは、ストレート・チャンネル独特の前後方向の速さの創出と同時に、相反する回転方向やカーブ性には動きの固さが現れやすいという性格とはまったく違って、圧倒的な速さと共にレールtoレールや素晴らしく滑らかなカービング性を持っているのです。


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シングルフィンのスピーディーさはそのままに、動きの軽さやカービングのドライブ、特に波のトップやカットバックでのカービング性の高さはこの板を選んだサーファーを必ず夢中にさせます。

ストックはこちら、
http://ms-surf.com/board/2019/04/pavel-66-klinker.html