マイクロ・サイドカット
2018.02.08
先日紹介したニューデザインのハイパフォーマンス・フィッシュ。
実は、この板だけでなく、いままでにもすでにいくつかのモデルでこのアイデアは使われているんですが、ちょうど今日リッチと話題になったディテール。
タイトルにあるように、マイクロ・サイドカット、とリッチが呼ぶパート。
もうひとつ、先日は別な写真を。
テールに注目してください。
リッチ・オリジナルのマイクロウイングのように見える(マイクロウイング、とは違うんです)テールから5インチほど上がったところ、そこから下(テールエンドに向かって)のエッジラインがわずかに外に向かってカーブが跳ねているのが分かるでしょう。
もちろんこのデザインは単にアウトラインにだけ用いられれば同じ働きを得られるわけではなく、大小問わずサイドカットはロッカーとボトムデザインのラインとの組み合わせや調和を間違えると、ドラッグを大きくしてしまう危険があるとリッチは言いますな。
ですからそれらの調和が正しければの、このマイクロ・サイドカット。
これはターンのラストパートの切れ上がり、いわばバーチカルなラインに仕立てる操作に貢献するとリッチは説明しています。
まさにハイパフォーマンス・フィッシュに採用されるディテールのひとつです。
乗れるサーファーほどやばいよ、ってリッチ言ってます。