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12フッター・レンジに属するパベル・ビッグボード フィッシュの頂点を極めたリッチ・パベルの最大サイズのデザインです。

最大クラスのこのビッグボードの操作性とターンを飛躍的にサポートするバックフット・チャインという強力なデザインを持ち、ラージなフィッシュテールとデュアルフィン。

さて、そのような骨格をベースにこのモデル。ダブルラスカルの特長になるデザインを紹介します。

レールは基本的にソフトなフォイルで(後でお話しするボトムデザインと密接なワケがあります)、テールに向かいながらピークがボトム側に下がっていく自然なものです。そしてそのフォイルは波のフェイスに出入りするボード中心部前後のパートでは特に滑らかで過敏さを除いた見事な形状。
当然ながらレールはすでにボトムの始まりでもありますが、ボトムはノーズからボードの2/3ほどまではハルにも通じるディスプレイスメント志向の形状で、そこから後方にはダブルコンケーブとその外側に、もう一つこの板の最大の特徴であるバックフット・チャインが配されるデザインへと移り変わります。

そのハルは穏やかで大きなカーブにされていて、それはこのビッグボードのロール方向の操作に滑らかさと扱いやすさを与えて、気難しさがまったく無いばかりかレール操作の起動をやさしくしています。

ターンの軌道のその後、ターン操作のピークからリリースに向けてはボード後方への加重移動と協調して後ろ足はターン孤の外側に向かう押し出し動作を組み合わせます。
その時、バックフット・チャインは素晴らしい働きをします。

主なビッグボードではターン時にピッチを大きく使う、つまり明確にテールを沈めるタイプの動きで、"操作としては"ピボットに近いアプローチです。
ダブルラスカルは、テールを沈める動き・意識をそれほど強く必要としません。つまり簡単に言うと、板の前をどっこいしょと抜いて、その後回してまた走らせるという3分割的な動き・操作のコントラストではなく、前の荷重を適度に抜きながら同時にごく自然に後ろ足を押し出す、という違いです。

その円弧の軌道上に起きるテールの横方向の膨らみを後ろ足の軽い力で得られると同時に、チャイン外側パネルに施されたコンケーブによって軌道をホールドしながらラインをドライブするターンです。
これはビッグボードにとっては革新的なサーフデザインで、でっかい"長さの速さ"に同居する作法の壁を取り払ったとも言えます。
おまけに回すための動作中の減速を最小限にして、さらにドライブを加えています。

で、これはあくまでチャインであって、単なるコンケーブを挟んで追加された外側のコンケーブではありません。
というのは、ボード前半のハルが変化するにあたってハル外側の、つまりアンダーレールでもあるパートを引き取ったチャイン外側のフェイズの的を得た面角とレールロッカーとの創成が成って初めてチャインが働いて、それにプラスのコンケーブ。

ひとことで言えば、乗りやすい!

そしてだからこその、デュアルフィン。
このデカさにして本当のフィッシュだから、フィッシュの基本である2つのポイントテールにそれぞれのシングルフィンは理。
今日のここではお見せしていないけれど、そのフィンはおそらくみなさんの想像するよりも小さい。限りなくロードラッグは、常にリッチのマジック。
そしてこのフィンにも意思のあるフレックスパターンでもって、フレックスが仕込んであります。

カタチ(ここでは、アウトライン)はカタチ、ロッカーはロッカー、ボトムはボトム、って別々に考えるんじゃなくて、板という立体を全部まとめてイメージから描いてデザインします、それをリッチのシェイプです。

この希少な板をたった2本だけ製作するためにアウトライン・ロッカー・フォイル・ボトムデザインと角部のバランスをピクチャして、リッチが選び出したサイズ(12クラスとしての)は、11'8"と11'9"。

こちらの1本はどちらも抑制した2色のグリーン・ティントで、ボトムとデッキのインセットをコンボ。
フィンはボトムと同色で、しかもあえてピグメントのワンオフ。
フィンカラーがさらにデッキのレンジンピンラインにも。

このクラスの国内での製作は現実的にほぼ不可能に近い環境になりましたので、大変希少で貴重な1本です。
ショップでご覧いただきたい板ですが、遠方の方はまずは電話でご質問・お問合せをぜひどうぞ!

11'8" x 23 3/4" x 3 3/4" リッチ・パベル・シェイプ/山王グラッシング
¥571、000(税別)・¥616、000(税込)

12フッター・レンジに属するパベル・ビッグボード フィッシュの頂点を極めたリッチ・パベルの最大サイズのデザインです。

最大クラスのこのビッグボードの操作性とターンを飛躍的にサポートするバックフット・チャインという強力なデザインを持ち、ラージなフィッシュテールとデュアルフィン。

さて、そのような骨格をベースにこのモデル。ダブルラスカルの特長になるデザインを紹介します。

レールは基本的にソフトなフォイルで(後でお話しするボトムデザインと密接なワケがあります)、テールに向かいながらピークがボトム側に下がっていく自然なものです。そしてそのフォイルは波のフェイスに出入りするボード中心部前後のパートでは特に滑らかで過敏さを除いた見事な形状。
当然ながらレールはすでにボトムの始まりでもありますが、ボトムはノーズからボードの2/3ほどまではハルにも通じるディスプレイスメント志向の形状で、そこから後方にはダブルコンケーブとその外側に、もう一つこの板の最大の特徴であるバックフット・チャインが配されるデザインへと移り変わります。

そのハルは穏やかで大きなカーブにされていて、それはこのビッグボードのロール方向の操作に滑らかさと扱いやすさを与えて、気難しさがまったく無いばかりかレール操作の起動をやさしくしています。

ターンの軌道のその後、ターン操作のピークからリリースに向けてはボード後方への加重移動と協調して後ろ足はターン孤の外側に向かう押し出し動作を組み合わせます。
その時、バックフット・チャインは素晴らしい働きをします。

主なビッグボードではターン時にピッチを大きく使う、つまり明確にテールを沈めるタイプの動きで、"操作としては"ピボットに近いアプローチです。
ダブルラスカルは、テールを沈める動き・意識をそれほど強く必要としません。つまり簡単に言うと、板の前をどっこいしょと抜いて、その後回してまた走らせるという3分割的な動き・操作のコントラストではなく、前の荷重を適度に抜きながら同時にごく自然に後ろ足を押し出す、という違いです。

その円弧の軌道上に起きるテールの横方向の膨らみを後ろ足の軽い力で得られると同時に、チャイン外側パネルに施されたコンケーブによって軌道をホールドしながらラインをドライブするターンです。
これはビッグボードにとっては革新的なサーフデザインで、でっかい"長さの速さ"に同居する作法の壁を取り払ったとも言えます。
おまけに回すための動作中の減速を最小限にして、さらにドライブを加えています。

で、これはあくまでチャインであって、単なるコンケーブを挟んで追加された外側のコンケーブではありません。
というのは、ボード前半のハルが変化するにあたってハル外側の、つまりアンダーレールでもあるパートを引き取ったチャイン外側のフェイズの的を得た面角とレールロッカーとの創成が成って初めてチャインが働いて、それにプラスのコンケーブ。

ひとことで言えば、乗りやすい!

そしてだからこその、デュアルフィン。
このデカさにして本当のフィッシュだから、フィッシュの基本である2つのポイントテールにそれぞれのシングルフィンは理。
今日のここではお見せしていないけれど、そのフィンはおそらくみなさんの想像するよりも小さい。限りなくロードラッグは、常にリッチのマジック。
そしてこのフィンにも意思のあるフレックスパターンでもって、フレックスが仕込んであります。

カタチ(ここでは、アウトライン)はカタチ、ロッカーはロッカー、ボトムはボトム、って別々に考えるんじゃなくて、板という立体を全部まとめてイメージから描いてデザインします、それをリッチのシェイプです。

この希少な板をたった2本だけ製作するためにアウトライン・ロッカー・フォイル・ボトムデザインと角部のバランスをピクチャして、リッチが選び出したサイズ(12クラスとしての)は、11'8"と11'9"。

こちらの1本はどちらも抑制したグリーン・ティントボトムで、デッキのインセットにはネイビー・ティントをコンボ。
フィンはボトムと同色で、しかもあえてピグメントのワンオフ。
フィンカラーがさらにデッキのレンジンピンラインにも。


このクラスの国内での製作は現実的にほぼ不可能に近い環境になりましたので、大変希少で貴重な1本です。
ショップでご覧いただきたい板ですが、遠方の方はまずは電話でご質問・お問合せをぜひどうぞ!

11'9" x 23 7/8"" x 3 3/4" リッチ・パベル・シェイプ/山王グラッシング
¥560、000(税別)・¥616、000(税込)

12フッター・レンジに属するパベル・ビッグボード フィッシュの頂点を極めたリッチ・パベルの最大サイズのデザインです。

最大クラスのこのビッグボードの操作性とターンを飛躍的にサポートするバックフット・チャインという強力なデザインを持ち、ラージなフィッシュテールとデュアルフィン。

さて、そのような骨格をベースにこのモデル。ダブルラスカルの特長になるデザインを紹介します。

レールは基本的にソフトなフォイルで(後でお話しするボトムデザインと密接なワケがあります)、テールに向かいながらピークがボトム側に下がっていく自然なものです。そしてそのフォイルは波のフェイスに出入りするボード中心部前後のパートでは特に滑らかで過敏さを除いた見事な形状。
当然ながらレールはすでにボトムの始まりでもありますが、ボトムはノーズからボードの2/3ほどまではハルにも通じるディスプレイスメント志向の形状で、そこから後方にはダブルコンケーブとその外側に、もう一つこの板の最大の特徴であるバックフット・チャインが配されるデザインへと移り変わります。

そのハルは穏やかで大きなカーブにされていて、それはこのビッグボードのロール方向の操作に滑らかさと扱いやすさを与えて、気難しさがまったく無いばかりかレール操作の起動をやさしくしています。

ターンの軌道のその後、ターン操作のピークからリリースに向けてはボード後方への加重移動と協調して後ろ足はターン孤の外側に向かう押し出し動作を組み合わせます。
その時、バックフット・チャインは素晴らしい働きをします。

主なビッグボードではターン時にピッチを大きく使う、つまり明確にテールを沈めるタイプの動きで、"操作としては"ピボットに近いアプローチです。
ダブルラスカルは、テールを沈める動き・意識をそれほど強く必要としません。つまり簡単に言うと、板の前をどっこいしょと抜いて、その後回してまた走らせるという3分割的な動き・操作のコントラストではなく、前の荷重を適度に抜きながら同時にごく自然に後ろ足を押し出す、という違いです。

その円弧の軌道上に起きるテールの横方向の膨らみを後ろ足の軽い力で得られると同時に、チャイン外側パネルに施されたコンケーブによって軌道をホールドしながらラインをドライブするターンです。
これはビッグボードにとっては革新的なサーフデザインで、でっかい"長さの速さ"に同居する作法の壁を取り払ったとも言えます。
おまけに回すための動作中の減速を最小限にして、さらにドライブを加えています。

で、これはあくまでチャインであって、単なるコンケーブを挟んで追加された外側のコンケーブではありません。
というのは、ボード前半のハルが変化するにあたってハル外側の、つまりアンダーレールでもあるパートを引き取ったチャイン外側のフェイズの的を得た面角とレールロッカーとの創成が成って初めてチャインが働いて、それにプラスのコンケーブ。

ひとことで言えば、乗りやすい!

そしてだからこその、デュアルフィン。
このデカさにして本当のフィッシュだから、フィッシュの基本である2つのポイントテールにそれぞれのシングルフィンは理。
今日のここではお見せしていないけれど、そのフィンはおそらくみなさんの想像するよりも小さい。限りなくロードラッグは、常にリッチのマジック。
そしてこのフィンにも意思のあるフレックスパターンでもって、フレックスが仕込んであります。

カタチ(ここでは、アウトライン)はカタチ、ロッカーはロッカー、ボトムはボトム、って別々に考えるんじゃなくて、板という立体を全部まとめてイメージから描いてデザインします、それをリッチのシェイプです。

この希少な板をたった2本だけ製作するためにアウトライン・ロッカー・フォイル・ボトムデザインと角部のバランスをピクチャして、リッチが選び出したサイズ(12クラスとしての)は、11'8"と11'9"。

こちらの1本はどちらも抑制した2色のグリーン・ティントで、ボトムとデッキのインセットをコンボ。
フィンはボトムと同色で、しかもあえてピグメントのワンオフ。
フィンカラーがさらにデッキのレンジンピンラインにも。

このクラスの国内での製作は現実的にほぼ不可能に近い環境になりましたので、大変希少で貴重な1本です。
ショップでご覧いただきたい板ですが、遠方の方はまずは電話でご質問・お問合せをぜひどうぞ!

11'8" x 23 3/4" x 3 3/4" リッチ・パベル・シェイプ/山王グラッシング
¥560、000(税別)・¥616、000(税込)

PAVELのミッドレンジ・フィッシュのキャプテンが、GP Fish 山王としては珍しいFUTUREプラグ仕様です。

乗り味・操作感、ターンの過程を通して板が伝えてくる感触の変移とスピードの興奮、それらは全て本物フィッシュだけの波の水とのコンタクト。

ミッドレンジというサイズ・長さから得られるスピード、逆に長さを全く感じさせない操作に対する柔軟性、動きのしなやかさはまったく別格。
テールエリアのフォイルにもこのモデルの波乗りのヒントが見えます。

モデル名のGP、リッチ・パベルが彼の地元サンディエゴの長老フィッシュ・ライダーからのオーダーとリクエストに応えてクリエイトしたデザイン・シェイプが由来。
当地のフィッシュを知り尽くしたサーファーたちが、真のナンバーワンと口を揃えるのがリッチ・パベル、彼のヒストリカル・リストにはあらゆる名前が並びます。

リッチ・パベルが言うフィッシュの本質、加速フォイルをこの長さレンジの強調ポイントにぴたりと揃えた高速性と、見た目から想像がつかない扱いやすさとしなやかさ。
実在する飛び抜けたシェイプです。

ボトムデザイン、ノーズからエントリーに与えられたスライト(わずかな)VEE、続くフラット+アンダーレールのちょっとしたベベルはターンのきっかけ・前足主導の機動動作に対して素早く・軽く・自然な反応を作ります。
前足エリア以降はロッカーと同調して量を変化させるシングルコンケーブがテールに抜けます。
そのシングルコンケーブはエッジ際に近づくところに最も強いカーブが与えられて、別レベルのレールtoレールの軽さとレスポンスに。

どんなモデルのあらゆるパートを見れば見つけられる、このような微妙なそれぞれのカーブ変化、それもとても微細なパートにすら施されるそれらはもちろんリッチが板をデザインしキャプチャする時点で画を描きます。
それは彼の類まれなデザイン力の一方で、その量と質を見た誰もが驚く彼が使うとんでもない数のシェイプに使うツールの使い方とテクニックにも表れています。

カラーも写真で紹介するだけでは伝わらないニュアンスたっぷりのミックスで、ここで見られるカラーよりも実際にはとても微妙ないくつかの色要素を含むネイビーブルー・ティント。
仕上げはウェットサンド・グロス・フィニッシュ、もちろんホットコートレジンを最小限にグロスレジンコートする強度も最大限に追求したコンプリートなプロセス。

同じ仕上げプロセスで最終工程の違うグロス・ポリッシュでは、グラスループ周りの作業性と美的満足度の理由で選択しない、ややテールエンド寄りのポジションのグラスループ。
このポジションのグラスループは、紐を付けずにレールセイバーを直接ループに巻いて使います。

リッチ・パベルのボードデザイン・シェイプにおける、テールエリアのフレックス&ツイストの動的機能性を最大限に求めた選択のウエスタンレッドシダー・ウェッジ・ストリンガーを奢った、そしてデッキ強度も求めたスペシャルロッカーで別注したスペシャル・ブランクス。

山王製作PAVEL・フィッシュではグラスオン仕様が基本ですが、今回のストックは特にFUTUREプラグ仕様で手持ちの、またはお好みのフィン探しにも。

6'11" x 21" x 2 5/8" リッチ・パベル・シェイプ/山王グラッシング
¥280、000(税別)・¥308、000(税込)

PAVEL, 7'2" GP Fish

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PAVELのミッドレンジ・フィッシュのキャプテンが、GP Fish 山王としては珍しいFUTUREプラグ仕様です。

乗り味・操作感、ターンの過程を通して板が伝えてくる感触の変移とスピードの興奮、それらは全て本物フィッシュだけの波の水とのコンタクト。

ミッドレンジというサイズ・長さから得られるスピード、逆に長さを全く感じさせない操作に対する柔軟性、動きのしなやかさはまったく別格。
テールエリアのフォイルにもこのモデルの波乗りのヒントが見えます。

モデル名のGP、リッチ・パベルが彼の地元サンディエゴの長老フィッシュ・ライダーからのオーダーとリクエストに応えてクリエイトしたデザイン・シェイプが由来。
当地のフィッシュを知り尽くしたサーファーたちが、真のナンバーワンと口を揃えるのがリッチ・パベル、彼のヒストリカル・リストにはあらゆる名前が並びます。

リッチ・パベルが言うフィッシュの本質、加速フォイルをこの長さレンジの強調ポイントにぴたりと揃えた高速性と、見た目から想像がつかない扱いやすさとしなやかさ。
実在する飛び抜けたシェイプです。

ボトムデザイン、ノーズからエントリーに与えられたスライト(わずかな)VEE、続くフラット+アンダーレールのちょっとしたベベルはターンのきっかけ・前足主導の機動動作に対して素早く・軽く・自然な反応を作ります。
前足エリア以降はロッカーと同調して量を変化させるシングルコンケーブがテールに抜けます。
そのシングルコンケーブはエッジ際に近づくところに最も強いカーブが与えられて、別レベルのレールtoレールの軽さとレスポンスに。

どんなモデルのあらゆるパートを見れば見つけられる、このような微妙なそれぞれのカーブ変化、それもとても微細なパートにすら施されるそれらはもちろんリッチが板をデザインしキャプチャする時点で画を描きます。
それは彼の類まれなデザイン力の一方で、その量と質を見た誰もが驚く彼が使うとんでもない数のシェイプに使うツールの使い方とテクニックにも表れています。

カラーも写真で紹介するだけでは伝わらないニュアンスたっぷりのミックスで、ここで見られるカラーよりも実際にはとても微妙ないくつかの色要素を含むジェイドグリーン系・ティント。
仕上げはウェットサンド・グロス・フィニッシュ、もちろんホットコートレジンを最小限にグロスレジンコートする強度も最大限に追求したコンプリートなプロセス。

同じ仕上げプロセスで最終工程の違うグロス・ポリッシュでは、グラスループ周りの作業性と美的満足度の理由で選択しない、ややテールエンド寄りのポジションのグラスループ。
このポジションのグラスループは、紐を付けずにレールセイバーを直接ループに巻いて使います。

リッチ・パベルのボードデザイン・シェイプにおける、テールエリアのフレックス&ツイストの動的機能性を最大限に求めた選択のウエスタンレッドシダー・ウェッジ・ストリンガーを奢った、そしてデッキ強度も求めたスペシャルロッカーで別注したスペシャル・ブランクス。

山王製作PAVEL・フィッシュではグラスオン仕様が基本ですが、今回のストックは特にFUTUREプラグ仕様で手持ちの、またはお好みのフィン探しにも。

7'2" x 21 1/8" x 2 11/16" リッチ・パベル・シェイプ/山王グラッシング
¥280、000(税別)・¥308、000(税込)

リッチ・パベルの超豊富なフィッシュ・デザインの中から、原点的フィッシュのコンセプトを磨き抜いたデザイン・シェイプがこのモデル、トリビュート・フィッシュ。

アウトライン、まさにトラッドな王道フィッシュをぷんぷん感じさせつつ、やはりPAVELの本物そのもの。
もちろんリッチのデザイン・プロセスの決まり通り、ロッカーとフォイルはアウトラインと同時に彼の脳内イメージにキャプチャされる。

当然ながらそれらのラインとカーブに、ボトムデザインにもギミックはおろかフィッシュ生誕以降のショートボード・デザインの進化に伴って発展したデバイス的デザインはこのモデルには用いられない。

ボトムのローノーズロッカー・エリアのみに施されるスライト(わずかな)VEEはテイクオフからのドロップのスピードとラインを自由に得るために、そこから後方に向かってはスライト・シングルコンケーブがフィンエリアを抜けるまで施されます。
ここはとてもシンプルに見えながら、もともとわずかな量でありながらロッカーカーブの機能的変化に同調しながら変化します。
そしてこのスライト・シングルコンケーブ、従来からの一般的な発想とは違ってイメージ的にはフラットパネルの進化版デザイン。

これらが完璧に調和して出来上がったサーフデザインは、本物のトラッドなフィッシュ血統そのままが磨かれた波乗り。
そしてそれは、乗り手にその波乗りコンセプトからメンタリティまで伝えます。

フィンもリッチがこのモデルのためにデザインしたいくつかの中から選択して、ボードとカラーマッチでワンオフ製作でグラスオン。

カラーも写真で紹介するだけでは伝わらないニュアンスたっぷりのミックスで、ここで見られるカラーよりも実際にはとても微妙ないくつかの色要素を含むとても淡いフォームブルー・ティント。
仕上げはウェットサンド・グロス・フィニッシュ、もちろんホットコートレジンを最小限にグロスレジンコートする強度も最大限に追求したコンプリートなプロセス。

同じ仕上げプロセスで最終工程の違うグロス・ポリッシュでは、グラスループ周りの作業性と美的満足度の理由で選択しない、ややテールエンド寄りのポジションのグラスループ。
このポジションのグラスループは、紐を付けずにレールセイバーを直接ループに巻いて使います。

リッチ・パベルのボードデザイン・シェイプにおける、テールエリアのフレックス&ツイストの動的機能性を最大限に求めた選択のウエスタンレッドシダー・ウェッジ・ストリンガーを奢った、そしてデッキ強度も求めたスペシャルロッカーで別注したスペシャル・ブランクス。

5'9" x 21 7/16" x 2 5/8" リッチ・パベル・シェイプ/山王グラッシング
¥289、500(税別)・¥318、000(税込)

リッピング・エッグ a.k.a. ダイナミック・デュオ 私たちはリッピング・エッグが呼びやすい。

独創的な動きがデザインされた板です!

例えば、普段の波でよくあるシチュエーション、伸びていくフェイスをアップダウンして走るとしましょう。
下に落とす動きにはいつもより一コマ深く落ちて、そのボトムをリリースするとまるで板が勝手に、それもとても素速くトップに向かう。
すると板はいつもより一コマ上に上がり、その上下の動きが素晴らしく軽くとても速い。

その時サーファーはこのモデルのデュアルフィンが適度に水を抱えて、その抱えた水の流れを逃さずドライブに変えている感覚を足に感じます。
その抱える水が全く重くないところはPAVELのデュアルの頭抜けた特長です。

この動きの性格はよりサイズのある波ではダイナミックです。
意識的にずっと深く波のボトムをヒットすればそこでも素速く板はフェイスを高速で駆け上がり、トップあるいはリップの最上部へ。
リップでもカーブでも波とサーファー次第です。
そのような波で単にテイクオフからのドロップそのものにも一種のドライブすら得られるのはPAVELデュアルのデザイン技。
ツインフィンでも、フィッシュのデュアルフィンでも、そのどちらでもないデザイン・メカニズムです。

すでにこの板で波乗りするサーファーは知っての通り、このモデルにリッチ・パベルはその能力をフルに発揮する専用フィンをデザインしています。
一見では特別な見た目を持たないそのフィンは、このモデルのアウトラインとロッカーに共有・調和したカーブで生成されたカタチ。
そして大変細密なシェイプで作業される非対称フォイル(片面フォイルではなく、非対称バランスの両面フォイル)を与えられています。ですからその専用フィンには左右指定があります。
もちろんそのフィンはフィン製作においても世界で最もリッチ・パベルに信頼される、山王グラスの高橋健次によってハンドフォイルされます。

リッチ・パベルの恐るべきサーフデザインのイメージが発揮されたモデルです。

7'4" x 22 3/8" x 3" リッチ・パベル・シェイプ/山王グラッシング
*ボード本体 ¥316、400(税別)・¥348、000(税込)
*専用フィンセット ¥43、700(税別)・¥48、000(税込)

チャンネルボトムの常識を一気にひっくり返して引き上げたことで話題の尽きないモデル、クリンカー。

チャンネル最大のメリットであるドライブとスピード、そして掘れたハイラインなどでのホールド。
常識を打ち破ったのが、トップターンでの滑らかさとしなやかさ。むしろトップでのカービングはこの板の最も得意なマニューバーでもあるのです。

とても渋いグリーン・ティントに、デッキのカットラインには微妙なニュアンスのカラーでレジンピンラインで3/4のニードルストップ。

フィニッシュはグロスポリッシュです。

6'8" x 21 1/8" x 2 3/4" リッチ・パベル・シェイプ/山王グラッシング
¥307、000(税別)・¥337、700(税込)

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