2025年2月アーカイブ

PAVELのミッドレンジ・フィッシュのキャプテンが、GP Fish 山王としては珍しいFUTUREプラグ仕様です。

乗り味・操作感、ターンの過程を通して板が伝えてくる感触の変移とスピードの興奮、それらは全て本物フィッシュだけの波の水とのコンタクト。

ミッドレンジというサイズ・長さから得られるスピード、逆に長さを全く感じさせない操作に対する柔軟性、動きのしなやかさはまったく別格。
テールエリアのフォイルにもこのモデルの波乗りのヒントが見えます。

モデル名のGP、リッチ・パベルが彼の地元サンディエゴの長老フィッシュ・ライダーからのオーダーとリクエストに応えてクリエイトしたデザイン・シェイプが由来。
当地のフィッシュを知り尽くしたサーファーたちが、真のナンバーワンと口を揃えるのがリッチ・パベル、彼のヒストリカル・リストにはあらゆる名前が並びます。

リッチ・パベルが言うフィッシュの本質、加速フォイルをこの長さレンジの強調ポイントにぴたりと揃えた高速性と、見た目から想像がつかない扱いやすさとしなやかさ。
実在する飛び抜けたシェイプです。

ボトムデザイン、ノーズからエントリーに与えられたスライト(わずかな)VEE、続くフラット+アンダーレールのちょっとしたベベルはターンのきっかけ・前足主導の機動動作に対して素早く・軽く・自然な反応を作ります。
前足エリア以降はロッカーと同調して量を変化させるシングルコンケーブがテールに抜けます。
そのシングルコンケーブはエッジ際に近づくところに最も強いカーブが与えられて、別レベルのレールtoレールの軽さとレスポンスに。

どんなモデルのあらゆるパートを見れば見つけられる、このような微妙なそれぞれのカーブ変化、それもとても微細なパートにすら施されるそれらはもちろんリッチが板をデザインしキャプチャする時点で画を描きます。
それは彼の類まれなデザイン力の一方で、その量と質を見た誰もが驚く彼が使うとんでもない数のシェイプに使うツールの使い方とテクニックにも表れています。

カラーも写真で紹介するだけでは伝わらないニュアンスたっぷりのミックスで、ここで見られるカラーよりも実際にはとても微妙ないくつかの色要素を含むネイビーブルー・ティント。
仕上げはウェットサンド・グロス・フィニッシュ、もちろんホットコートレジンを最小限にグロスレジンコートする強度も最大限に追求したコンプリートなプロセス。

同じ仕上げプロセスで最終工程の違うグロス・ポリッシュでは、グラスループ周りの作業性と美的満足度の理由で選択しない、ややテールエンド寄りのポジションのグラスループ。
このポジションのグラスループは、紐を付けずにレールセイバーを直接ループに巻いて使います。

リッチ・パベルのボードデザイン・シェイプにおける、テールエリアのフレックス&ツイストの動的機能性を最大限に求めた選択のウエスタンレッドシダー・ウェッジ・ストリンガーを奢った、そしてデッキ強度も求めたスペシャルロッカーで別注したスペシャル・ブランクス。

山王製作PAVEL・フィッシュではグラスオン仕様が基本ですが、今回のストックは特にFUTUREプラグ仕様で手持ちの、またはお好みのフィン探しにも。

6'11" x 21" x 2 5/8" リッチ・パベル・シェイプ/山王グラッシング
¥280、000(税別)・¥308、000(税込)

PAVEL, 7'2" GP Fish

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PAVELのミッドレンジ・フィッシュのキャプテンが、GP Fish 山王としては珍しいFUTUREプラグ仕様です。

乗り味・操作感、ターンの過程を通して板が伝えてくる感触の変移とスピードの興奮、それらは全て本物フィッシュだけの波の水とのコンタクト。

ミッドレンジというサイズ・長さから得られるスピード、逆に長さを全く感じさせない操作に対する柔軟性、動きのしなやかさはまったく別格。
テールエリアのフォイルにもこのモデルの波乗りのヒントが見えます。

モデル名のGP、リッチ・パベルが彼の地元サンディエゴの長老フィッシュ・ライダーからのオーダーとリクエストに応えてクリエイトしたデザイン・シェイプが由来。
当地のフィッシュを知り尽くしたサーファーたちが、真のナンバーワンと口を揃えるのがリッチ・パベル、彼のヒストリカル・リストにはあらゆる名前が並びます。

リッチ・パベルが言うフィッシュの本質、加速フォイルをこの長さレンジの強調ポイントにぴたりと揃えた高速性と、見た目から想像がつかない扱いやすさとしなやかさ。
実在する飛び抜けたシェイプです。

ボトムデザイン、ノーズからエントリーに与えられたスライト(わずかな)VEE、続くフラット+アンダーレールのちょっとしたベベルはターンのきっかけ・前足主導の機動動作に対して素早く・軽く・自然な反応を作ります。
前足エリア以降はロッカーと同調して量を変化させるシングルコンケーブがテールに抜けます。
そのシングルコンケーブはエッジ際に近づくところに最も強いカーブが与えられて、別レベルのレールtoレールの軽さとレスポンスに。

どんなモデルのあらゆるパートを見れば見つけられる、このような微妙なそれぞれのカーブ変化、それもとても微細なパートにすら施されるそれらはもちろんリッチが板をデザインしキャプチャする時点で画を描きます。
それは彼の類まれなデザイン力の一方で、その量と質を見た誰もが驚く彼が使うとんでもない数のシェイプに使うツールの使い方とテクニックにも表れています。

カラーも写真で紹介するだけでは伝わらないニュアンスたっぷりのミックスで、ここで見られるカラーよりも実際にはとても微妙ないくつかの色要素を含むジェイドグリーン系・ティント。
仕上げはウェットサンド・グロス・フィニッシュ、もちろんホットコートレジンを最小限にグロスレジンコートする強度も最大限に追求したコンプリートなプロセス。

同じ仕上げプロセスで最終工程の違うグロス・ポリッシュでは、グラスループ周りの作業性と美的満足度の理由で選択しない、ややテールエンド寄りのポジションのグラスループ。
このポジションのグラスループは、紐を付けずにレールセイバーを直接ループに巻いて使います。

リッチ・パベルのボードデザイン・シェイプにおける、テールエリアのフレックス&ツイストの動的機能性を最大限に求めた選択のウエスタンレッドシダー・ウェッジ・ストリンガーを奢った、そしてデッキ強度も求めたスペシャルロッカーで別注したスペシャル・ブランクス。

山王製作PAVEL・フィッシュではグラスオン仕様が基本ですが、今回のストックは特にFUTUREプラグ仕様で手持ちの、またはお好みのフィン探しにも。

7'2" x 21 1/8" x 2 11/16" リッチ・パベル・シェイプ/山王グラッシング
¥280、000(税別)・¥308、000(税込)

リッチ・パベルの超豊富なフィッシュ・デザインの中から、原点的フィッシュのコンセプトを磨き抜いたデザイン・シェイプがこのモデル、トリビュート・フィッシュ。

アウトライン、まさにトラッドな王道フィッシュをぷんぷん感じさせつつ、やはりPAVELの本物そのもの。
もちろんリッチのデザイン・プロセスの決まり通り、ロッカーとフォイルはアウトラインと同時に彼の脳内イメージにキャプチャされる。

当然ながらそれらのラインとカーブに、ボトムデザインにもギミックはおろかフィッシュ生誕以降のショートボード・デザインの進化に伴って発展したデバイス的デザインはこのモデルには用いられない。

ボトムのローノーズロッカー・エリアのみに施されるスライト(わずかな)VEEはテイクオフからのドロップのスピードとラインを自由に得るために、そこから後方に向かってはスライト・シングルコンケーブがフィンエリアを抜けるまで施されます。
ここはとてもシンプルに見えながら、もともとわずかな量でありながらロッカーカーブの機能的変化に同調しながら変化します。
そしてこのスライト・シングルコンケーブ、従来からの一般的な発想とは違ってイメージ的にはフラットパネルの進化版デザイン。

これらが完璧に調和して出来上がったサーフデザインは、本物のトラッドなフィッシュ血統そのままが磨かれた波乗り。
そしてそれは、乗り手にその波乗りコンセプトからメンタリティまで伝えます。

フィンもリッチがこのモデルのためにデザインしたいくつかの中から選択して、ボードとカラーマッチでワンオフ製作でグラスオン。

カラーも写真で紹介するだけでは伝わらないニュアンスたっぷりのミックスで、ここで見られるカラーよりも実際にはとても微妙ないくつかの色要素を含むとても淡いフォームブルー・ティント。
仕上げはウェットサンド・グロス・フィニッシュ、もちろんホットコートレジンを最小限にグロスレジンコートする強度も最大限に追求したコンプリートなプロセス。

同じ仕上げプロセスで最終工程の違うグロス・ポリッシュでは、グラスループ周りの作業性と美的満足度の理由で選択しない、ややテールエンド寄りのポジションのグラスループ。
このポジションのグラスループは、紐を付けずにレールセイバーを直接ループに巻いて使います。

リッチ・パベルのボードデザイン・シェイプにおける、テールエリアのフレックス&ツイストの動的機能性を最大限に求めた選択のウエスタンレッドシダー・ウェッジ・ストリンガーを奢った、そしてデッキ強度も求めたスペシャルロッカーで別注したスペシャル・ブランクス。

5'9" x 21 7/16" x 2 5/8" リッチ・パベル・シェイプ/山王グラッシング
¥289、500(税別)・¥318、000(税込)

ロングボード・サイズのフル・ハル、マコハルのミッドレンジ・バージョンです。

フル・アウトラインに、明らかに細身に絞り込んでいながらカーブが豊富なテールエリアの組み合わせは、そのテールエリアのパネルボトムと歯切れ良いレールのデザインによってとてもポジティブなターン性とハルらしからぬマニューバー性を持っています。

一方でハル・フィーリングをよりディープに保つために、ボトムにはトライプレーン・パネルではなくピュアなベリーを選択。
そしてベリーの深さをやや抑えて、さらにレールのピークに大きめなカーブを持たせたフォイルにアンダーレールを調和させることで、存外以上のクイックでパンチーなターンは魅力です。

本来、シングルフィン・セットアップのマコハルですが、このミッドレンジ版ではサイドバイトのためのFUTUREプラグを装備しています。
これはそもそものオリジナルのロングボードサイズからのサイズダウンによる動きの活発化、そしてそのターン・キャラクターのハードターン時のレールホールドのサポート、などが目的。
もちろん良いフレックスフィンを装着したシングルフィン・ライドが基本ですが、サイドバイト使用時は小さめのフィンがお勧めです。

シーン全体を見回すと没個性で無味なミッドレンジ・ボードが大勢の中で、フィールと乗り味のある板に惹かれるならこういう板です。

ハル・フィーリングを左右する動的機能性をプッシュするオプションのウェスタンレッドシダー・ウェッジ・ストリンガー、わずかにスティール・ブルーを含んだグレー系のオパーク・レジンカラー・グラス。
私たちの山王グラッシングによるグラスワークで仕立てているところもスペシャルです。

8'0" x 22" x 3 1/16" 佐藤英進シェイプ・山王グラッシング
¥225、500(税別)・¥248、000(税込)

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